企業理念

GISとともにイマジネーションを超える
Beyond Imagination with GIS

人は、はるか昔から自分の住む世界をさまざまな方法で表現してきました。
中部太平洋のマーシャル諸島には、貝殻とヤシの繊維を編んで島と航路や海流を表わした海図がありました。 それは具象的な写生のような絵画ではなく、関心のある事物のみが記号として描かれたものでした。

それから時は流れ、地図は大地の状態をミニチュア化して表現したものだけでなく、 経済や行政など流動的な実社会の様相を地理的に視覚化するための基盤の役割を担うようになりました。
さらに近年の衛星や通信そしてコンピュータのめざましい発展により、そのフィールドは紙からコンピュータに移行し、 GIS(Geographic Information System)へと発展しました。

GISは、多様な情報を視覚化するための強力なグラフィックツールを提供します。
このツールによって視覚化された情報から、人は想像力を用いて、新たな認識を生み出すことができます。
新たな認識は、学問や暮らしに結びついた、多岐にわたるテーマで語られます。
また、人は想像力を働かせ、GISにさらなる発展を要求します。
人の想像力とGISは相互に高めあうことで、どちらも自身を超えていく可能性を引き出していきます。

マーシャル諸島の海図を作り出した人々の想像力と現代の私達の想像力に差はありません。
想像力による現実からの飛躍、飛躍を現実にする力をいつも人は問われています。
わたしたちカーネルは、想像力=イマジネーションによって、 イマジネーションを超えるためのパートナーとなるGISの創造を企業理念とし、日々研究開発を続けています。